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包皮にステロイド軟膏を塗る処方

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包茎へステロイド軟膏処方

包皮口がせまくてむけずらい時に

ステロイド軟膏が有効だ。

ステロイドには、皮膚をうすく伸ばす効果がある。

「ひはく化(菲薄化)」と呼ばれる。

包皮口にステロイド軟膏を塗ることで

皮膚が伸びやすくなり

真性包茎から仮性包茎への移行が

スムーズになる。

石川英二ほか「陰茎包皮の年齢変化」

包皮にもよく使われるステロイド軟膏

よく処方されるのが「リンデロンVG」だ。

湿疹やニキビ、虫刺され、皮膚炎など、

さまざまな皮膚疾患に広く使われる薬で

皮膚科医にも、なじみ深く副作用の心配も少ない。

ただしリンデロンは、皮膚科で受診し

医師の処方してもらわないと使えない。

市販薬で、同種の効果を期待できるのは

ベトネベートN軟膏」だ。

リンデロンVGと同じ有効成分が含まれている。

ドラッグストアや通信販売で購入可能。

医師の処方は不要、ということはつまり

効果はより穏やかだ。

 

ステロイド軟膏使用のデメリット

ステロイドは一種のホルモンだ。

思わぬ副作用がおこる可能性は0ではない。

医師によっては、小児への処方や

デリケートな部位への処方をさける方もいる。

自分で塗る前にこのことは検討した方がよい。

ただし今のところ深刻な副作用は見られないため、

皮膚科で定番的にひろく使われる。

また「ひはく化」は、見方を変えれば

「皮膚が弱くなること」ともいえる。

悪く言えば一種の老化だ。

包皮をすべすべのままキープしたければ

手むきのみで、ゆっくりと包皮口を伸ばすのも

選択肢としてアリだろう。

器具を使って包皮口を広げ

真性包茎から仮性包茎へ進む選択肢もある。

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